スガシカオ「航空灯」vol.2


前回のログがあまりにも個人的なものだったので、
ちょっと詞そのものについて考えてみた。


これ、メジャー復帰決断直前の歌だと、
初めて聞いた時からそう思っていた。
何か大きなことを決める時、
それがこれからの行く先を大きく左右する時、
本当にこれでいいのか?と自問自答すると。
その時のことのように私には思えた。


って、これってどうなのかな。
なんか、すげー不粋な気がするんだけど。


詞の中で「間違ったっていいんだぜ」って言葉が出てくる。
事務所やレコ社から離れてインディーズになって、
それはそれは自由が増えたことだろうと思う。
でも自由になったということは、
自分自身で決断していかなければならないということ。
それだけ負わざるをえないことも増えたはず。
そのプレッシャーってどれほどのものだったんだろう?
加えて、その経緯を快く思わない人達とか中傷とか曲解とか、
彼が言うところの「悪意」が向けられることも、
少なからずあったことだと思う。
そして、当然、メジャー復帰することに対しても同様であることも想像に難くない。
きっと、そういったあらゆることに、
時には独りで戦ってきたのかなあ…。


正しいとか誤ったとかではなく、
どうかなにより後悔のないように、
進めなくなるその時まで、
シカオちゃんが歩めるように。
私はそれを心から願ってます。


シカオちゃん、18周年おめでとうございます!