新曲にむけて


新曲発売決定で、しかもビッグタイアップのニュースには、
可愛がっていた子供が、親離れする時の親の気持ちっていうか、
息子やお兄さんが家に彼女や結婚相手をつれてきた時のような、
嬉しいんだけど、賛否両論っていうか心配っていうか、
やっぱり、そんな感想が多いですよねえ。。。


確かに、シカオちゃん高校野球の組み合わせ…(考え中)…
うーん、似合ってるの?って思っていまうのは否めませんがね、確かに。
だって、「青春!さわやか!夢に向かってまっしぐら!」な高校野球
シカオちゃん、の組み合わせなわけで・・・
でも、シカオちゃんは何気にスポーツ大好き・運動神経抜群なので、
似合わないことはないんですけどね、ホントは。
でもイメージ的には、確かに日の光があたったらジュッと溶けそう。。。


高校野球の入場曲って、私のイメージだと、
アイドル系、ジャニ系、前年度のヒット曲出した人系・・・って感じなんですが。
ABCのテーマソングだと、フミヤ→ZONEスガシカオ、なわけで、
全然イメージわかない。何か共通項あるの?
それはさておき、世間のシカオちゃんのイメージって、
一番多いのはきっと「夜空ノムコウ」の作詞の人、だろうし、
あとは、整形美人の時の主題歌(「アシンメトリー」)歌ってた人、
ちょっと前だと「黄金の月」の人・・・って感じなのでは?
なので、綺麗なバラードを歌う人っていうイメージなのかなあ?
そういうイメージだと、高校野球のテーマソングを歌っても、
別に違和感ないんだろうなあ、と思ってみたり。
あと、もう1コ「変態っぽい」ってイメージあるんだけど。
そっちのイメージって多分今は少数派なんだろうね。
教科書とSMAPの効果ってスゴイですねえ。。。


私個人的には、「タイアップ」がつくこと自体はどうでもいいんです。


ちょっと前に、シカオちゃんの100万枚のセールスを出してみたい発言があったし、
だから、いっそのこと100万枚を越すセールスになればいい、とも思ってます。
シカオちゃんの曲がそれだけのセールスになるには、
バラードで(ファンクではちょっと無理だろうなあ)、タイアップがついて、
色んな層の人の耳に届く機会があって、しかもテレビで…
となると、今回は本当に大きな(もしかしたら最後?)チャンスになるわけで。
この機会を逃したらいけないんじゃないのかな?
まあ、その中から継続的にシカオちゃんの音楽を聴くようになる人は
絞られてくるんだろうし。
私にふりかかってくる弊害といえば、ライブのチケットが取りにくくなるぐらい?
(今でも取りにくいのに。かなり困るなあ…)
それに・・・
100万枚を越すようなセールスを作ってしまって、
レコ会社にもオーガスタにもバックすることができれば
シカオちゃんがやりたいことをやれるだけの裁量の幅が広がるんじゃないの?
世の中綺麗事だけでは済まないですからね〜。
いい曲とセールスは必ずしも結びつかないし。
そう思ってしまう気持ちがあるので、
私個人的には、タイアップがついてビッグセールスになればいい、と思ってます。
そしたら、多くの人が「シカオファン」を公言できるようになるんじゃない?(苦笑)


私が気にしているのは、「シカオちゃんの音楽」かどうか、ってこと。


別に、セルフプロデュースにこだわっているのではなくて。
実際、シカオちゃんには森さんというプロデューサーが既に関わっているし。
今のままずっと続けて欲しいと思うのは、私達のエゴだし、
それに、今のままの曲調を続けると、マンネリだ、って思っちゃうんじゃない?
だから、亀田さんという別の方と組むことによって、
また、これからも色んな方とコラボすることによって、色んな事を吸収して、
シカオちゃんの音楽の幅が広がればいい、と思うのです。
気になるのは、シカオちゃんがやりたいと思う気持ちから生まれた音楽かどうか?
ってことなのです。
私は、音楽やそれを通じた私達に対して誠実であろうとするところに
とても惹かれています。
やっつけ仕事だったりセールスだけを狙った作品だったり、
そんな気持ちで生まれた音楽なら、
正直言って、私は聞きたくないなあ、と思ってしまいます。
だってシカオちゃんじゃなくていいワケだし。
私は、シカオちゃんにしかできない音楽を聞きたいのです。
今回、ビミョーな反応が多いのは、
売れっ子プロデューサーやそのスタッフをそろえているから、
そんなニオイがちょっとしてるような気がするからなんじゃないのかなあ?
セルフプロデュースなら、ビッグタイアップがついたとしても
こんなビミョーな反応は出なかったのでは?


やっぱり心配な気持ちはあります。
これからどんな風にすすんでいくんだろう?と一抹の不安もあります。
ずっとシカオちゃんの音楽を聴いていたい、と願っています。
5/3の大阪ライブの時には、今回の事は既に決まっていただろうと予測できますが、
それでも「ファンクをやる!」と言い切ったシカオちゃんの姿を、
ずっと昔に週シカに書いたシカオちゃん自身の書き込みを、
そして今でもその姿勢で音楽や私達に向かい合ってる、と私は信じています。
とにかく5/29に書いたように、
実際に耳に届くのを待ってます。(どファンクではなかったですけどね。残念)
どう受け止めるかの判断はそれからでしょ?やっぱり。
(1曲だけでは判断できないしなあ、って言いそうだけど。汗)
シカオちゃんの作品に対して、私達があーだこーだ言う資格は元からないわけで。
私のすることは、「聴くか」「聴かないか」のどちらか。
「ついていく」か「ついていかない」のどちらか。
聞きたくないなあ、と思ったのなら、
もうシカオちゃんを聞くのを止めたらいい、ただそれだけのことなのです。


週刊スガシカオより抜粋

スガシカオ さん  :2000年11月13日(月) 00時43分
週刊シカオ #111 最終回


どんな障害や偏見や、理不尽や攻撃があったとしても、ぼくは作品に対して手を抜かない。
伝えたいことは、ほんとうに、たったそれだけのことなんです。
そして、いつまでも皆さんとぼくが音楽で繋がっていられることを、心から願っています。
長い間、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。


スガ シカオ さん  :1998年09月02日(水) 18時53分
週刊シカオ #24

前にもいいましたが、ぼくは身内なんか必要ないのです。
熱狂的な部外者でいてほしいのです。
ぼくとファンとの間には、ついていくか、いかないか
という二つの選択以外はないという覚悟でいつもやっています。
つまり、ぼくがファンの意見に歩み寄ること自体がないのです。
そしてファンが一人もいなくなったら、ぼくのメジャーでの活動はゼロに戻るという
リスクを常に背負っているのです。

☆レコ会社の方へ☆
未定の3曲目には、前の2曲とのギャップを作るために、
ライブ音源を入れて欲しいな。
「かわりになってよ〜性的敗北」か「イジメテミタイ2005」
で、お願いしますよ〜