6/30 サンタラ@duo 簡単レポ&うろ覚えセットリスト


SANTARA TOUR 2006 “WAIT,CATCH & RUN”

6月30日(金) 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE


すっごく楽しかった〜♪
あっという間の時間でした。
サンタラの新しい一面が見れたライブだったような気がします。
前回が「聴かせる」ライブだったとしたら、
今回は「楽しむ」ライブだったと思います。
キョウコさん、砂田くん、朝倉さん、そして森さん、ありがとう!
そして、次回もまた絶対に行きます♪


以下、ネタバレ&セットリスト(←うろ覚えだけど)もあるので、ご注意を。




開演予定時間を15分ほど過ぎたころ、
最初にサポートの森さんと朝倉さんが、
そして、砂田くん、キョウコさんが登場。
ステージセッティングは、向かって左からキーボードとドラム、
そしてコンガも!
中央やや左よりにキョウコさん、そして砂田くんでした。


1曲目の「チェルシー」からライブがスタート。
おおっ!砂田くんに加えて朝倉さんもコーラスやってるよ〜。
(↑森さんはしないの?)
サンタラのライブでドラムが入ってるのは初めて聴きましたが、
CDで入ってるドラムよりも、音が厚い。(←あたり前か)
前へ先へと押し出すようなドラムでした。


ん?なんだか少しカタいなあ、っていうのが最初の印象。
ツアー初日だからかな?とその時思ったのですが、
どうやらそれだけではなかったらしい。
後半のMCで分かったのですが、キョウコさんは生まれて初めて
生ドラムをバックに歌ったそうで。
声とドラムのバランスが分かりづらかったとのことだけど、
カタいなあと思ったのは最初だけで、中盤以降は感じなかったな。


そして、「バニラ」「家出少年」「好き」「太陽」と続く。
大好きな曲の連続でととても嬉しかった♪
「好き」を終えたところで一旦、森さんと朝倉さんがステージからはけ、
サンタラの2人だけが残る。
そして、「久しぶりにあの人が来日するそうですよ」とのフリで始まったのが
マドンナの「Like a Virgin」でした。
え?本当に「Like a Virgin」なの?って思ってしまうぐらい、
全く別の曲のように聞こえた。


一旦はけていた森さんと朝倉さんが戻り、始まったのが「独白」
このライブで一番よかった!と感じた曲。
(アンコールでの「美しい人」と迷ったけど)
ライブ直前に一番よく聴いてたのがこの「独白」で、
密かにこのライブでやって欲しいなあと思っていたのですが、
CDで聴くよりも断然良かった!


「こんな曲も作ってます」というふりで始まった新曲(タイトル未定)
・・・コレかなり凄すぎ&それぞれのソロが入っててカッコイイ!
あ、朝倉さんのカホーンのプレイに、森さんが歓声を上げてましたね。
こちらとしても座って聴くのは辛かった、正直言って。
「立たせろー!踊らせろー!」と内心思ってました。笑
新曲披露後もアゲアゲのままで、かなりヒートアップ。
ピッチも早い。CDより相当早い。笑
でもステージ上の誰もスローダウンしない。
それどころか「このまま突っ走れ〜」のような感じ。
途中、砂田くんが「楽しもうぜっ!」と言ってた。
・・・大丈夫♪
もうその段階で楽しくて楽しくて仕方がなかったからっ!
でも、4人中一番大変そうなのは、どうみても砂田くん。
「ヤケクソになってる?」ってツッコミたくてうずうずしてました。笑
そういえば、砂田くんは途中アコギからテレキャスに持ち替えてたな。
それにしても・・・踊りたかった!!
アコースティックの時は座っててもいいけど、
今回のようなバンドスタイルの時はスタンディングでしてもいいのでは?


「写真」で本編が終了。
そしてアンコールへ。
全員がサンタラのTシャツを着て再登場。
砂田くんはタオルも持ってました。
そして物販トークへ。
既にタオルを購入済みの方が前にいて「今日はいい夢見れるよ」と。
また、前回のツアーTを着てた方には「いいことあるよ」と、
砂田くんが言ってました。笑
メンバー紹介ではまず朝倉さんがマイクを渡され、自己紹介。
「ヨシンバ」というバンドでパーカッションを担当していて、
8月に下北440でサンタラがオープニングアクトを務めるライブがあるとの告知。
そして、問題の森さんですよ(笑)
砂田くんに「森さんといえばサッカー」というフリをされてしまったが為に、
自己紹介どころかワールドカップばなしに花が咲くわ咲くわ(笑)。
そして最後に、砂田くんに「告知は?」と言われて、
タカさんとタイジとでSUN PAULOというバンドをやっていて、
FUJIROCKに出演が決まったことを、
まるで付けたしのようにさらっと告知して終了(笑)
・・・あれだけを聞いた人は、森さんが凄い人だって分かりませんからっ!
森さんの天然っぷりが炸裂していたMCでした。笑
(・・・いや、そんな森さんが好きなんですけどね。汗)


キョウコさんの、
「人との出会いというものをまるで犬のエサのように扱ってきました。
エサっていうのは、粗末にしてきたっていう意味。
人との出会いを顧みずに生きていたのに、
デビュー当時にこっそり見に来てくれたりして応援してくれていた
友人達に向けて書いた曲です」というMCで始まったのが「美しい人」
サンタラで、私が一番好きなのがこの曲ですが、
由来を聞いて、ますます好きになりました。
ライブでやるのは初めてだったそうですが、
すっごく良かった!
・・・ホント泣きそうになったほど。


二人だけの「フラッグ」でアンコールも終了。
本当にあっという間で、すっごく楽しかった。
他の公演にも行きたくなってしまうほどに。



森さんは今回「バンマス」モードでしたね。
サンタラの二人を終始気遣っていたように見受けました。
そして、あのベースペダルづかいにはビックリ(笑)
私はピアノ育ちなので、
手であんなプレイをしてるのに足であんなに軽やかに踏めるなんて
そんな森さんが信じられませんっ!笑
そして、
森さんのファンキーなプレイはもちろん大好物なのですが、
久々に耳にした
ハーモニックで叙情的なプレイも相当っていうかめっちゃ好きだと再認識。
「独白」のエレピ、そして、とりわけ「美しい人」のオルガンでは、
あまりの美しさに痺れました。


前回のライブで、
キョウコさんの声、砂田くんのギター、森さんのキーボードを目の当たりにして、
才能のある人が眩しくそして本当に羨ましい、としみじみ感じました。
今回もまた同様。
どちらかというと、私は何でもソツなくこなせるほうですが、
かといって特別に何かに秀でてるわけではない。
「器用貧乏」っていう感じ。(・・・あ、恋愛は不器用ですがっ。笑)
何でも平均的にできることよりも、
代わりに何かを失っても構わないから、
確実に自分にはコレが出来ると言えるもの・コレがあるって言えるものが欲しい。
そういった確固たるものを持つ人が本当に羨ましい。
もちろんその確実なものに行き着くまでの努力や苦労や忍耐はあるのだけど。
でも、それに気付くことが出来るっていうことも「才能」の一種なんだろうな。
やっぱり「才能」のある人が羨ましいよ。



ライブが終わり、外に出て渋谷へと向かうその道すがら、
不意にそして何回も繰り返して口ずさんでいたのは「独白」
そして、このフレーズでした。

それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる
何度もノック繰り返し 正しいかどうかもわからない
ドアが開くのを待つ


なるべく嘘をつかないで 自分に嘘をつかないで
君さえも捨てられるとさえ
自分の場所はここじゃない ここは自分の場所じゃない
身勝手な僕を認めないで
病んだ目の人の群れに突き放して

うろ覚えセットリスト

01. チェルシー
02. 街が死んだら (←自信なし)
03. バニラ
04. 家出少年
05. 好き
06. 太陽
07. Like a Virgin
08. 独白
09. Joy & Pain
10. 新曲
11. Wait, Catch & Run
12. 思い過ごしの効能
13. My name is Boogie
14. Row the Blues
15. 写真

アンコール
16. うそつきレノン
17. 美しい人
18. フラッグ