最近買ったもの BOOKver.


日本晴れさんのところで、久々に目にした「山田詠美」の文字。
昔、とても好きだったなあ…、とか、色々思い出すうちに
どうしてもまた読みたくなって買いなおしてしまいました。(文庫本だけど)

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

「大人って何?」「恋って何?」
いろんな疑問や、それまで自分の心の内に感じてたもやもやした気持ちに、
何かしらの方向性が描かれていたような気がしました。
あんなふうになりたい、と思っていたのですが、
今の自分はどうなんだろう?ちょっと怖い。


この本を知ったのは、高校生で、予備校に通っていた時。
昔から国語が好きだったものの(勉強ができるとはまた別のハナシ)、
さらに好きになったきっかけは、
で、高1の時にたまたまクラスの担当になった古文の先生の授業。
国語は好きだけど、正直ダルいな〜と思いながらボーっと受けていました。
(まだ高1で受験にはほど遠いからやる気もイマイチ。しかも遊びたい盛りだし)
ある時、その先生が、授業中にポロっと紹介した本がコレでした。
古文でなんでこの本を紹介するねん!って思いました。
(どんな流れで紹介するに至ったのかを覚えてないのが残念…)
でも、なぜか書名と作者名をテキストにメモってる自分がいました。
そして帰りにこの本を買って帰りました・・・。
読んで、目からウロコでした。
そっから、その先生の講義の追っかけが始まるワケですよ。
古文だけじゃなく、考え方とかものの見方だとか色んなことを教えてもらいました。
単なる講義を受けただけなのに。
この先生に叩き込まれた事は、かなりな部分で私のベースとなってます。
本当に素晴らしい先生でした。


ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)


きっとモテナイ男の子にはかなり不快な本だろうなあ。
ここに書くにあたってレビューを読んだんですが、賛否両論なんですね。
既存の価値観に囚われず自分の価値観を通そうとする事に対して、
社会の一員としてルールを守らないのはいかがなものか、という意見や、
そうできるのが羨ましい、という意見があったり。
私は主人公の秀美くんは好きだ。
でもって、その秀美くんにむかって
「自由なふりしてるけど」って言ってのける子が登場するところも好き。
あはは。
私は多分まだ体に合わない服を着せてむずがってる子供なんだなあ。



まだ買ってませんが、是非買いたい本!


意味がなければスイングはない

意味がなければスイングはない

ステレオサウンド誌に掲載された、
村上春樹氏の目から見たスガシカオ評が収録されてます。
買おうと思っていたのにも関わらず、(高いから)そのうち…と思っていたら
買い逃してしまったので嬉しい♪
ここで掲載されていた、安西さんの「CLOVER」のシカオちゃんの絵が、
私にはどうしても、内Pの内村さんに見えて仕方ありません。笑


東京奇譚集

東京奇譚集


風味絶佳

風味絶佳