チーム・マイナス6%とはなんぞや


オーガスタキャンプスペシャルin沖縄も無事終了しました。
ところで、このオーガスタキャンプが、沖縄で開催された意義や
そもそも、主催である「チーム・マイナス6%」について、
どこまで私は理解できてるのか?


「ズバリ言うわよ〜」
「・・・。???」


ぼんやりとはわかっていても、ズバリ言い切れないところが本当かも。
せっかく、私のために(←違うだろっ)大好きな
オフィスオーガスタを、沖縄を選んでいただいたわけですから、
ここはひとつ、ちゃんとお勉強して実行しなくてはっ!
ってなわけで、お勉強&布教活動。


そもそも、今回のオーガスタキャンプを主催しているのは、
チーム・マイナス6%という団体です。
では、このチームとはなんぞや?

深刻な問題となっている地球温暖化。この解決のために世界が協力して作った京都議定書が平成17年2月16日に発効しました。世界に約束した日本の目標は、温室効果ガス排出量6%の削減。これを実現するための国民的プロジェクト、それがチーム・マイナス6%です。

http://www.team-6.jp/about/team-6.htmlより抜粋。


ん?そういえば、以前京都で会議をやってましたね。
では、京都議定書とはなんぞや?

京都議定書(きょうとぎていしょ、英 Kyoto Protocol )は、気候変動枠組条約に基づき、1997年に京都市国立京都国際会館で開かれた地球温暖化防止京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議、COP3)での議決した議定書である。正式名称は、気候変動に関する国際連合枠組条約京都議定書(英 Kyoto Protocol to the United Nations Framework Convention on Climate Change)。

京都議定書で議決された内容には、地球温暖化の原因となる、温室効果ガスの一種である二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、HFCs、PFCs、六フッ化硫黄について、先進国における削減率を定め、共同で約束期間内に目標を達成するというものと、(2008年〜2012年の間に、日本マイナス6%、アメリカマイナス7%、EUマイナス8%といった削減率を設定している。)京都メカニズム(CDMのメカニズム、排出権取引のメカニズム、共同実施のメカニズム、吸収源活動のメカニズム)が盛り込まれている。

発展途上国の自発的参加が見送られ、世界最大の二酸化炭素発生国であるアメリカ合衆国が受け入れを拒否、ロシア連邦も受け入れの判断を見送っていたため、議定書の発効が危ぶまれていた。2004年にロシアが批准したため発効が確定した。

なお、運用細目は、2001年に開かれた第7回気候変動枠組条約締約国会議(COP7、マラケシュ会議)において定められた。

日本では、2002年5月31日に国会で承認され、2004年6月4日国際連合に受諾書を寄託した。

京都議定書 - Wikipediaより抜粋。


オイ。最大排出国のアメリカが批准してなくてどないなってんねん!
ってツッコミたいのはやまやまですが、
話がそれそうなのでやめときます。(ってもう遅いか)


この議定書によると、日本の達成目標値は6%となっています。
(「チーム・マイナス6%」の名前もここからですよね)
でも、6%減らすってそんな簡単にいくものではないはず。
だからこそ、みんなが一緒になって草の根プロモならぬ、
草の根運動で国民的プロジェクトなわけで…


じゃあ、いったい私たちに何ができるのか?と思います。
でもって調べてみると、このプロジェクトでは、
6つのアクションを提唱していました。

・温度調節で減らそう
・水道の使い方で減らそう
・車の使い方で減らそう
・商品の選び方で減らそう
・買い物とごみで減らそう
・電気の使い方で減らそう


具体的に言うと、

・暖房を20度に設定する
・蛇口をこまめにしめる
・アイドリングをなくす
・エコ製品を選んで買う
・過剰包装を断る
・コンセントからこまめに抜く

うん、これなら日常生活の中でできそうだ、と思う。
今回のオーキャンの中で残念だと思ったのは、
このことをきちんとインフォメーションできてなかったこと。
せっかくのいい機会なのにね。
沖縄の海に及んでいる悪影響や、
それを食い止めるために活動している方々のことは、
とてもよく分かったんだけど、
せっかく「オフィスオーガスタ」のアーティスト達がいるのだから、
そこをうまく使って周知徹底すればよかったのになあ、と思います。
だって、こんな私のちんまいブログで書くよりも、
シカオちゃんやまさやんが、
「日常生活の中で、自分のできることをやろうぜっ!」
って言えば、やっぱりみんなの心に響くと思うんだよな〜。
…私は、シカオちゃんに言われたら、ちゃんとやるもん!(←私って単純だな〜)


そして、「沖縄」での開催の意義はなんぞや?

 その環境省チーム・マイナス6%のキャンペーンに対しオーガスタ所属のアーティスト達、杏子さん・山崎まさよしさん・スガシカオさんらに賛同していただき、今回沖縄にて<チーム・マイナス6% オーガスタキャンプスペシャルイン沖縄>が10月22日(土)に開催する運びとなりました。
沖縄は日本の南西に位置する諸島で構成される県であることから環境の悪化に最も多大なる影響を受ける地域でもあります。

 コンサート会場のコミュニティゾーンでは参加者に対し行われるチーム・マイナス6%の活動だけではなく、当日のコンサートでのエネルギーの使用を通じてエネルギーのことを考えたり、当日発生するごみの分別や処理においてごみのことを考え、環境への負荷の少ない循環型社会の創造への活動目指し行いました。

 また世界の酸素生産は7割を海洋へ委ねておりその海洋環境の保全活動を<アクアプラネット>と総称し、沖縄ならではの活動であるサンゴ礁再生活動・マングローブ林再生活動の紹介と、同時期での活動も行います。サンゴ礁は海中の熱帯林と呼ばれているほど生物の多様性が多く、また沿岸海水域に広がるマングローブの生態系は人間に多大なる恩恵を与え続けてくれています。

 今回の沖縄でのコンサート開催を通じ参加される方々や運営に関わる方々と環境について僅かでも、ひとりひとりが可能なことを考えることが出来れば幸いです。

http://webticket.jp/augusta/より抜粋。


・・・なワけですよ。
このことに関しては、会場でも、
田中律子さんがゲストで来られた際に、
マングローブの植林の話やサンゴ礁保護のことをお話されていたので、
心に残ってる方も多いと思います。
私自身、ログにも書きましたが、
沖縄の海でサンゴの死骸がたくさん浜に打ち上げられてるのが
とても気になっていたところでしたので、
とても納得できました。



このようなイベントはとても素晴らしい企画だと思うし、
今後も続けて欲しいです。
今回はちょっと、「不慣れ」な面が多く(初めてだから当たり前でしょうけど)
なかなか、このイベントの意義をうまく伝えきれなかったような気がする。


でもっ!でもっ!
アンコールの時に杏子さんが言った
「私たちはもうつながってしまったから〜」
ですからっ。(杏子姉、さすがですっ!!)

だいそれたことはできないかもしれないけど、
身近な中でできることはきちんとやらなくてはっ!自分のためにもね。
「小さなことからコツコツと」西川きよし師匠の声で)