「ユビキリ」


19日のハチミツとクローバーで流れたのは、スガシカオ「ユビキリ」
アルバム「Sugarless」に収録されている13曲のうち、
このアルバムの為に書き下ろした3曲のうちの1曲です。
(その他はシングルのカップリングとか)
この3曲(「マーメイド」「ユビキリ」「Room201」)は、
めちゃくちゃ好きなんです。
そして、「ユビキリ」を聞くと、いつもなぜか泣きたくなる。
特に↓のところで。

今もそしてこれからも 果たせないから
いつかなくしてしまうよ…
君は忘れないんだろう? 許せないよね
だから何度もふりかえった

「君」はかつての自分。
あの頃の自分が、交わした約束、思い描いていた夢や理想。
約束は必ず果たされるものだと、夢は必ず叶うと、理想は高く持つべきと、
何の根拠もないのに無邪気に思っていました。
恋愛のシーンでも、
愛情や相手と交わした約束やなんかも、その時はどんなに本気だったしても、
気持ちが冷めてしまった時には、すべてが嘘になってしまう。
今は…どうだろう?
約束は破るためにあるんだよ〜ん、なんてうそぶいてみたり、
大人ってそんなもんだよ、とか自虐的に言ってみたりしてる。
色んなことを諦めたり妥協したりしてやりすごしてる。
もちろん今でも夢や理想を持ってるし努力もしてるけど。
それでも、時折、過去に置いてきた気持ちたちに、
ふっと呼び止められて語りかけられてる気がする。
・・・ねえ、今の私でも許してもらえるのかな?


「マーメイド」と「ユビキリ」はセットだと思うんですが。。。
そして、この曲を聞いていつも思うのことは…
シカオちゃん、いったい何と訣別したの?


Sugarless

Sugarless

「マーメイド」は1曲目、「ユビキリ」は2曲目、「Room201」は12曲目です。