オーガスタキャンプ2006@富士急


行ってきました、オーガスタキャンプ!
雨が降りそうな雲行きに見せかけて、結局は降らず。
っていうか雲が切れた時には、日差しが痛いほどでした。
出演順は、
オープニングアクト 秦基博長澤知之
COIL→元ちとせ→杏子→スガシカオ山崎まさよしスキマスイッチ→アンコール
でした。
で、シカオちゃん・・・。
次回、絶対にリベンジして!(っつーか、しなさい!←命令形)

『Augusta Camp 2006』
出演:杏子、山崎まさよし、スガ シカオ、COIL、元 ちとせ、スキマスイッチあらきゆうこ(mi-gu)
OPENING ACT:長澤知之秦基博
2006年7月22日(土)富士急ハイランド・コニファーフォレスト
開場:12:00 開演:14:00 終演:20:00(予定)


オープニングアクト


秦基博くんと長澤知之くんが登場。
秦くんは、私の会場入りが遅かったので、
あまりよく聴けなかったのですが、正統派のシンガーソングライターって感じ。
長澤くんは、以前1回聴いた事がありますが、
とてもアクが強いです。こんな声で歌う人は私は知りませんね。
秦くんは11月に、長澤くんは8月にデビューが決定してるそうです。
おめでとう!&頑張って!



●COIL


去年のオーキャンで聞いて以来、かなり気になってます。
確か去年も書いたと思うけど、
もっと売れても(っていうか認知度が上がっても)いいと思うな。
単独ライブとかあれば是非行ってみたいです。
「最後の曲はカバー」というサダの声で始まったのは
忌野清志郎さんの「雨上がりの夜空に」
最後に「GET BACK キヨシロー!」と言ってはけていきました。
ちょっとうるっときちゃいましたよ。



元ちとせ


「夏の島から来ました〜!元ちとせです!」と言って
黄色のふわふわとしたシフォンワンピで登場。
アップテンポの曲の連続。
いつ見ても、楽しそうに歌ってる。
最後の曲はエレピだけでしたが、
ちとせの顔もそれまでの楽しいという表情ではなく、すごく真剣。
とても迫ってくるものがありました。



●杏子


ロングカーデの下はホットパンツとキャミ。
さすが杏子姉。
バックにはCOILのお二人も。
今回の曲は、今度出るアルバムからとのこと。
(みんながお休みのGW中に伊豆のスタジオにこもった、と言ってました)
そして、待ちに待った「アヴァンギャルド」が!
ダンサー4人も登場して、杏子さんも歌い踊る。
さらにステージ前に出てきて、観客を煽る。
やっぱり「アヴァンギャルド」カッコイイよ!
今回のオーキャンで聞けてよかった曲のうちの1曲です。
そして、最後の「幕末わっしょい」 という曲で、
杏子さんは赤い着物を、ダンサーも着物をはおって、
ステージの中央にダンサーと一列に並び
スキマスイッチが出るからパワーとっておかなくちゃなんて、ダメ!ダメ!」と、
そして、ステージ左に移動して
「ヤマと歌うために声をとっておこうなんて、ダメ!ダメ!」
さらに、ステージ右に移動して
シカオちゃんが出るからキャーって騒ぐ為に、
パワー取っておかなくちゃなんて、ダメ!ダメ!」と。
みんなドキってしたハズ(笑)やっぱり杏子さんウマいなあ。



スガシカオ


セットチェンジの間は、左右のモニターに色々な映像が流れるのですが、
9月13日にでる福耳のアルバムの特典映像などに気を取られて、
この時は、ついステージを見るのがおろそかになってしまいました。
(それまでは食い入るように見てましたよ。笑)
で、ふと見ると、
SHIKAO & The Family Sugar」のロゴ入りドラムがっ!
要塞のように固めたキーボードがっ!ステージにっ!
・・・はっ!シカオちゃんじゃん!!
そーか、ここなんだ。。。と少しガックリ。

セットリスト

1.19才
2.ホームにて
3.真夏の夜のユメ
4.午後のパレード(新曲)
5.このところちょっと
6.SPIRIT
7.奇跡


まずファミシュガが登場。
少し遅れてシカオちゃんも登場。
第一声は、「オレもホットパンツで出てくればよかったぜ〜!」
シカオちゃんのホットパンツ姿…。微妙だなあ。笑)


・「19才」
シカオちゃんには、やっぱりファミシュガがいい!
これが一番に感じたことです。
(弾き語りがダメってことじゃないですよ、念のため)
そそそ、裕子姉のキーボードの音が出なかった模様。
(裕子姉はちょっと怒ってたよね?苦笑)
「19才」が終わったところで、MC。
「晴れて良かったね〜。雨だとまた俺のせいにされちゃう」と。
みんな去年のまさやんの横浜オーキャンの時の悪夢を思い出してたはず(笑)
確かにあの土砂降りの時以来、雨が降らなくなったね。


・「ホームにて」〜「真夏の夜のユメ」
この2曲は生では初聞き。やるとしても弾き語りかなと思ってましたが。
シカオちゃんのこの日一番の良かったのは「ホームにて」なのかな。
ファミシュガでの「真夏の夜のユメ」は良かった。
「真夏の夜のユメ」が好きになりました。笑


・「午後のパレード」
問題のこの曲です(苦笑)
「新曲をやります」とのシカオちゃんのMCで始まりました。
ラジオではもうOAが始まってるそうですが、
私はまだ耳にしたことがなかったので、どんな曲か分からず。
イントロでタカさんのドラムと森さんのキーボードが炸裂し
「あ、カッコいいな♪」と思うも、
シカオちゃんが歌いだした途端・・・アレレ???と急降下。
途中1回コーラスと合ったものの、最後まで音程が合ってませんでした。
怒るっていうよりも、「ハハハ…」と乾いた笑いが出ちゃったよ、マジで。
ファミシュガも苦笑いしてたし・・・涙)
というわけで、一体どんな曲か分かりませんでした。
メロディーを聞いた感じでは、軽めPOP寄りな気がします。


・「このところちょっと」
気を取り直して(苦笑)
「午後のパレード」の次が、安心して聞けるこの曲で良かった。
ララララララ〜♪のところで、みんなで左右に手を振る。
そして、シカオちゃんのキメの一言は、
「失敗しちゃった」(テヘ♪みたいな感じ)
(テヘ♪じゃねーだろっ!とチト思ってしまったよ。爆)


・「SPIRIT」〜「奇跡」
「このところちょっと」で終わりかと思ったら、「SPIRIT」〜「奇跡」へ。
おおっ!「SPIRIT」だ。久しぶり。
ツアーでやるのはいつものことだけど、
フェスとかの単発ライブでこの曲をやるのは珍しくない?
そして、「奇跡」へ。
「奇跡」はビミョーという方は多いと思いますが、
私は結構好きなんだよなー。
この2曲の連続っていうのがキモなのかな?
6月が大殺界でブルーだった、というシカオちゃん
大好きな夏に向けてアゲて行こう!という気持ちの表れだったのかな?
2曲とも歌詞間違いはあったけど、
その前向きで行こうという気持ちは、何となく伝わってきたよ。



山崎まさよし


め組のはっぴを着たまさやんが、まといをクルクルとまわしながら登場!
ゲンタさんは金太郎の腹掛け姿、キタローさんは花柄の着物姿でした。
(ゲンタさん、超極悪風でした。笑)
マイク前に立ったまさやんは、
「てやんでぃ!」「こんちくしょう!」「おとといきやがれ!」と連発。
「お江戸」ってこのことだったのね〜。
まさやん楽しそうだな〜。
そして会場も楽しそう。この日一番盛り上がったのはまさやんだったと思う。
「アレルギーの特効薬」では、金色のテープが噴き出す豪華な演出もありました。
そして、私的にセットチェンジの時から気になっていたのが、
森さんのキーボードが、ステージの端に残っていたこと。
まさか…ね?と思っていたら、
最後のMCで、まさやんがゲストを呼び込む。
アナム&マキ、COILの洋介くん、そして森さんが!
森さんは鯉口シャツを着用してました。
(ちょっとサイズが大きかったような気が。笑)
そして「晴男」を。
夏のライブでやりたいとまさやんが前から言っていたそうですが、
オーキャンと合っててとてもよかった!
そして、メンバー紹介をした後、
山崎まさよしでした〜」といってはけていきました。



スキマスイッチ


この日は進行がスムーズに行ったようで、
今回のセットチェンジの時間がやたら長かったような気が。(時間調整?)
大先輩が続いた後しかもトリで、きっと緊張してるんだろうな〜?
と思っていたら、案の定緊張してるようで、MCが少しぐだぐだ気味。
まあ、でも仕方ないよね。そりゃ緊張するよ。
そして、「全力少年」でスタート。
ボクノート」良かったなあ。
タクヤくんに相当気合いが入ってたと見受けました。
もちろん、シンタくんのキーボードも凄かったですよ〜。
掛け声の練習や、シカオちゃん直伝?のハンドクラップの練習などした後、
最後の「ふれて未来を」へ。
ステージの右へ左へと走り回る。
そして、なんとステージの下に下りて観客にマイクを向けていました。
タクヤくんが汗だくになってステージに戻り、本編終了。



●アンコール


最初にスキマの二人とバンドメンバーが登場。
その後、杏子さん、まさやん、シカオちゃん、COIL、ちとせも登場。
みんなオーキャンTシャツを着用してるみたい。
シカオちゃんはピンクを着てました)
まさやんがご機嫌なので、杏子さんに「もう飲んでるの?」と聞かれ、
「たけなわでござる」とまさやんが答え、会場は大爆笑。
(目の下あたりがほんのりと色づいていたような気がしますが。笑)
さらに杏子さんに「そういえばCMでやってるね」とふられると、
CMのようにグラスを掲げるポーズまでも披露してました。笑
そして、「虫が出てきたでござる」と。
左右のモニターに羽虫がたくさん映ってた。
シカオちゃんが「シンタのとこすごい虫だ〜!」 と言って、
シンタくんから離れようとしてたな。
そんな笑いもありつつ、「惑星タイマー」へ。
唯一のソロの部分もちゃんと聞けたし、
CDと違ってシカオちゃんのコーラスもよく聞こえてました。
そして、次は何をやるんだろう?と思っていたら、
始まったのは「星のかけらを探しに行こう Again」
この曲ということはオーガスタキャンプが終了ということ。
曲に合わせて、会場全体が波打つように手を振っていました。
曲が終わると、ステージの右側の空に花火が。
(残念ながら、もやに若干隠れ気味でした)
全員が前に出てきて手をつないで、最後の挨拶をまさやんが。
その後、全員がステージからはけ、
20時少し前にオーガスタキャンプ2006が終了。 



全体的に楽しかったライブでした。
雨も降らなかったし。
なんていったって「お祭り」みたいなものだからね。
来年の夏のオーキャンは、
是非シカオちゃんをフィーチャーしたオーキャンにしてあげてくださいな。
多分、来年は大丈夫!(なはず。汗)




以下、超個人的な感想です。


ファミシュガとの共演ですが(ライブではスペシャの収録以来?)
少し合ってないなあ、と感じるところも無きにしも非ず。(久々だから?)
ファミシュガと一緒だと、
シカオちゃんの歌を聴くというよりも、グルーヴ優先で受け入れてしまう、
シカオちゃん自身の良さをつい聞き逃してしまうこともしばしば。
だから、ここ最近のアコギ1本のライブでは、
ファミシュガが出ない寂しさも少し感じつつも、
シカオちゃんの色んな良さを再確認する意味でも、個人的には大歓迎でした。
でも、バンドというカタチで、
シカオちゃんの世界の中で、
アコギ1本では表現しきれない世界を表現するとなったならば、
スペシャの公録の時、そして今回のライブで、
ファミシュガがいい」とすっごく感じました。
森さんのキーボード、タカさんのドラム、松原さんのベース、
マミちゃんのギター、裕子&久美のコーラス
この人たち以外で行うのは難しいと思ってしまう。
私が、森さんやタカさんを好きだからそう思ったのではなくて。
シカオちゃんのあの世界を表現し、なおかつあのグルーヴを作りあげる為には、
あれだけのチカラを持つ彼らが必要なんです。
・・・でもさ。
荒吐の時に冗談で「バンドに逃げられちゃいました」って言ってたけど、
こういうライブをやっているようでは、
本当の意味でファミシュガに逃げられかねないよ。
今回は、ぶっちゃけシカオちゃんではなくファミシュガを聞いていた気が。
(ぶっちゃけ過ぎかも。汗)
オフィシャルHPのシカタイBBSをご覧いただければ分かると思いますが、
(まだ一般公開中なので、どなたでも見れます)
こーんなに「どんがらがっしゃん(byシカオ)」なのは、
私は初めて見ました。
ある意味忘れられないライブになりそうです。
確かに、裕子姉のキーボードの他にも森さんのも若干不調気味だったようだし、
曲中、急にハウリングが起きちゃったりなど、機材トラブルにも見舞われた模様。
そして、モニターのイヤホンをしきりに触ってたので(最初の19才の時から)
もしかするとモニターも不調だったのかもしれません。
でも歌詞間違いはモニターのせいではないですしね。


不出来を悔しいと一番思ってるのがシカオちゃんなのは分かってます。
そして、シカオちゃんが負けず嫌いなのもよーく分かってます。
(自分に対しても、そしておそらくはファミシュガにもね)
だから、くどくどとは書きません。
(って↑でブータレてるじゃん、ってツッコミはなしで。苦笑)
次回のシカオちゃんに期待してます。
「次、がんばります。」だもんね。
応援してるよ、シカオちゃん
(こうやって書かれたほうがプレッシャーになっちゃうかな?笑)




あー、つくづくシカオちゃんに甘いなあ。
だって惚れてるんだもんなー、しょうがないか。