「ぼくらが旅に出る理由」

今回の沖縄のステイ中、ホントにぼーっとしてきました。
唯一観光地らしきところに出かけたのが、北谷町アメリカンビレッジ。
理由は、宿泊してたホテルから近かったから。
そこまでは、バスに乗って移動。(飲むなら乗るな、ですよ。笑)
でもって、ぼーっとしていたら降り間違える(←バカ)
キョドってたのを察知したバスの運転手さんに、また乗せてもらいました。
ホント沖縄の人って優しいよなあ。ありがとうございました♪


アメリカンビレッジ行きの目的は、ゴハン
そして、メインは夕日を見に行くこと。
事前の天気予報では、当日の天気はあまり良くないとのことでしたが、
実際は雲はそれなりに多いものの風が強いので、雲も吹き飛ばされてしまい、
そこからのぞく太陽の光は強いのなんのって「痛い」って感じでした・・・。
涼みがてら、アメリカンビレッジ内を散策。
米軍基地が近くにあるせいか、やっぱり外人度が高め。
街並みと相まって、すごく不思議な感覚がした。
日がだいぶ傾いたところで、すぐそばにあるビーチへ。
その名も「サンセットビーチ」
浜辺へ降りる段差に腰かけて、日が落ちるのを待つ。
実は沖縄の海で夕焼けを見るのは初めてでした。
とても美しい風景に感動。




そして、この時、頭の中に鳴っていたのが、
小沢くんの「ぼくらが旅に出る理由」

遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
ぼくらの住むこの世界では 太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる


遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる


そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど

ホントは歌詞を全部載せたいところだけど、それは禁止されてるので、
「ぼくらが旅に出る理由」の歌詞を知らない方はコチラを参照ください。
この曲大好きです。ホントいい歌だと思う。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop/p/53/218351/Y008783


旅に出た恋人を想いその幸せを祈る歌。
でも、旅に出ているのは恋人だけではなく自分自身も。
「人生」という長い長い旅。続いていく毎日。
日が昇り沈み、喜びと悲しみが時に訪れる日常。
宇宙という普遍的な世界に対して、人間には限りがある。
その中で、美しいと感じる瞬間。
比較すると本当に短い時間。
それを「せつない」と感じるのは、
その「美しさ」は、一瞬のものであり「刹那」だということを認識しているから。
そして、「生」すら一瞬であるということ。
「刹那」を大事にできるようでありたい。
そして、いつまでもいろんなことに感動できる心を持ちたい、と思った。


小沢くんの歌は、どんな歌にでも、「生と死」を感じる。
・・・やっぱり深いな。


小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」
(アルバム「LIFE」より8曲目)

LIFE

LIFE