01171995阪神大震災

あの阪神大震災から、早くも12年がたちました。
ゆうべ、テレビをつけっぱなしで寝てしまったようで、
地震が起きた時刻、5時46分を告げる時報で目が覚めました。
なので、起きて黙祷を。


あの時、最初の揺れの時の段階で目が覚めたけど、
「あ、地震だ」と思い布団をかぶりなおしたところ、
すぐに、ゴーッという地鳴りと共に、激しい揺れが。
もともと関西は地震が少なく、せいぜい震度3ぐらい、
その地震がどれほどの大きさなのか全然分かりませんでした。
だから、「大きい地震だ」ぐらいな把握で、
もう一度寝ようとしていたら、リビングから私を呼ぶ母の声が聞こえた。
リビングに行くと、サイドボードの上段が倒れ、
食器が飛び散って割れ、重たいアップライトピアノまでが動いていた。
その様子を見て、事の重大さに気づきました。
「何か大変なことになっている」と。
もちろん直後はガスも電気も電話も不通。
全然状況が分からないまま、数時間が過ぎていきました。
そして、やっと電気と電話が復旧。
テレビで見た神戸の様子に愕然としました。
火災、なぎ倒された高速道路、潰れた家屋…。
あの衝撃は今でも忘れられません。
今は、復興した街並みはすごく綺麗ですが、
だからといって、全てが終わったわけではない。
震災後1週間もしたら、
あれだけやっていたテレビも取り上げなくなった時、
まるで他人事のように思っているようで、
腹立たしさを感じたのを覚えたのを覚えてます。


偶然にも、私やその周りにはこの震災で亡くなった人はいませんでした。
でも、それはきっとたまたまなだけ。
自分が「生かされてる」ことの意味を、命の大切さを、
自分に何ができるか?っていうことを、
深く考えさせられました。
そして、まだ苦しんでいる人たちが今もまだいることを
忘れちゃいけないと改めて思わされた、今日の黙祷の時間でした。


亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。