「ALL SINGLES BEST」 全曲超私的コメント vol.2

独断と偏見と思い入れたっぷり、
そして『愛』たっぷりに語る!
スガシカオ「ALL SINGLES BEST」全曲超私的コメント


↑vol.1を見ると、ホント独断と偏見と思い入れたっぷりで、
個人的なログですねえ。
ま、『愛』もたっぷりなので許して欲しいな、
ということで『愛』を追加してみました。
でもって、vol.2はもっと暴走しそうな予感。
・・・ま、いっか♪






DISK2



01 「夜空ノムコウ」(additional track)


世間一般の認識として、
スガシカオ」と言えば、なんやかんや言っても、
「『夜空ノムコウ』の作詞の人」なんだと思います。
なんて言ったって、教科書に載ってる曲だし。
シカオちゃんが初めてセルフカバーとして歌ったのは、
TOUR'01 STAGE3の横浜アリーナだったと記憶しています。
(すっげービックリしたので、今でも覚えてる)
ここ最近、シカオちゃんの歌うこの曲を聞くことが増えました。
でも、私的には、未だに「SMAPの曲」っていう印象が強いかも。汗
もちろん、シカオちゃんの方が歌うまいんだけどね。
(SMAPファンの方スミマセン。大汗)
でも、あの頃のSMAPがこんなリアルな歌を歌うんだという驚きと
その妙な説得力が、ものすごく印象に残っています。
そのインパクトにはちょっと敵わないかな、と。


当初、SMAPへ提供したものだからセルフカバーはしない、
と言ってたし、ファンからのリクエストにも応じませんでした。
その理由はシカオちゃんがセルフライナーノーツで書いていますが、
SMAPの皆さんへの義理立てと敬意が理由です。
 『夜空ノムコウ』を時代にに接着させたのは、
 誰でもないSMAPの皆さんであり〜(以下略)」

↑とシカオちゃんも書いていますが、
この曲がここまでヒットしたのはSMAPゆえ、だと思う。
でも、単なるセールス上のことではなく、
ここまで広くそして深く浸透したのは、
単なるSMAPだからという理由ではないと思うのです。
もちろん、シカオちゃんの詞の深さ、
川村結花さんの曲のよさもあるんですが、
SMAPの持つ青さやそれに相反する大人の部分といった内面的な不安定さや
あの頃のSMAPの年齢や自身の立ち位置と、
そして、世間全般としてのバブル後の世相といったものが、
歌詞の中の自分の生き方や将来に対する漠然とした不安感と、
見事なまでにシンクロしていたからこそ、
SMAPが歌う「夜空ノムコウ」にあれほどのリアリティがあったんだと思う。
だから、あの時のあのタイミングでSMAPが歌わなかったとしたら、
ここまで広く知られるようになったのかな?とも思う。
シカオちゃんに作詞の話をもってきたディレクターさんと、
この曲を歌いきったSMAPに、本当に感謝してます。


この曲を聞くと、冬の夜の誰もいない公園で、
ひとりブランコに腰かけてる姿を思い浮かべてしまいます。
大きな夢や理想を抱いていた幼い頃、
そしてその頃よく遊んだ公園。
公園という場所に立つと、ノスタルジーを感じるとともに、
あの頃の自分と今の自分とを比較対照してしまう。
あの頃色んなことを思い描いていた自分には、
今の自分ってどう見えるんだろう?と思う。
残念ながら100%そういう自分じゃなかったりする。
ちょっとした後悔とかすかな諦めを抱きつつも、
朝はめぐってくるし、日々は続いていく。
そして、歩いていく。
・・・「大人になる」ってこういうことなのかな。



詞の中で出てくる公園は、
シカオちゃんが浪人時代に予備校近くにあった公園がモチーフらしい。
機会があれば見てみたいな。



02 「8月のセレナーデ」


私は、この曲とこの後の「AFFAIR」は、シングルっていうよりも
「アルバムの中の曲」
というイメージがとても強いのです。
(「8月のセレナーデ」は「Sugarless」に収録されてます)
しかも、そのアルバムの中で、それまでの空気が一変する曲として。
「これからむかえにいくよ」が終わり、
「8月のセレナーデ」のイントロが流れると、
急に明るくなったような気がする。
この曲を聞くと、丸の内線が思い浮かんでしまう。
アルバムが出た当時、よく丸の内線に乗っていて、
四谷で地上に出るため、外の明るさにびっくりしてしまう。
その急に明るくなって光が差し込む時の感覚と、アルバムでの感じが、
なんだかよく分からないけどリンクしてしまいました。


ところで。
この曲のPV・・・すっげー好き♪
シカオちゃん通算何秒映ったの?とツッコミたくなるほど
誰のPVか分かんないところとか。
そういうおバカなところが大好きです。笑



03 「AFFAIR」


↑で書いたように、
アルバムの中の印象が強いのです。
(「AFFAIR」は「4Flusher」に収録されています)
「ミートソース」からこの「AFFAIR」へ移る時の、
『間』がものすごく好き。
「ミートソース」って曲は、食べ物そのものの濃さと、
そして楽曲そのもののねっちょりとした感じが、
まさに真夏の暑苦しさを感じるけど、
「AFFAIR」のイントロが流れると、急に晩秋になった気がする。
「AFFAIR」のイントロ、といえば、
ちょっと揺らぎのある森さんのピアニカも堪りません!


そして、この曲最大の落としどころは、
やっぱり
都合のいいぼくらは すこしずつ色んなことを忘れてく
だと思うのです。
「ぼくらは すこしずつ色んなことを忘れてく」ではなく、
「『都合のいい』ぼくらは」というところ。
なんてリアルなんだろう、と!
人間とはなんて都合のいい生き物なんだろう。
だからこそ醜くて哀しくて、そして滑稽。でもいとおしい。
・・・この部分には、本当に参った、と思った。


そして、PVも美しい。
私は「AFFAIR」のPVが一番好きです。
白い静かに移りゆく画が、深い哀しみを表しているようで。
そして、オムツをした羊さんたちも可愛くて大好きです。
・・・人は「迷える子羊」ってことかなあ?笑
丹下紘希さんの作品ですが、
また是非シカオちゃんのPVを手がけてみて欲しいな、と思います。


「AFFAIR」という曲は、揺らぎが肝だと思うのですが、
だからこそ、初期からある曲にも関わらず
なかなか収録されず、ライブでも演奏されませんでした。
(4フラツアーとシングルコレクションのみ)
難しい曲とは思うけど、そろそろ、ライブで聞きたいなあ・・・。



04 「SPIRIT」


セルフライナーノーツでのシカオちゃんの爆弾発言には、
ビックリしましたが。笑
・・・ま、「当時は」ってことで、ね。
そうはいいつつも、この曲はタイトルこそ違えど
(原曲は「SOUL SPIRIT」歌詞・アレンジも若干異なります)
初期からあった曲だし、
それなりに温めてきた曲なのでは?(←と、フォローを。笑)
今ではライブには欠かせない曲の一つでもあると思うし。


スガシカオ最初で最後の前向きな曲」
なんて発売当時言われてたけど(笑)、
(シカオちゃん本人も言ってた気が・・・。)
私は、この「前向きな」曲にかなり助けられたこともあり、
私にとってはちょっと特別な曲です。
今の会社に転職する時の入社試験の日、
試験会場に着くギリギリまで、
繰り返し繰り返し「SPIRIT」を聞いていました。
自分を励ますっていうよりも、自分を「鼓舞する」為に。
その頃のシカオちゃんの状況と自分を重ね合わせていたのかも。
・・・そして、何とか難関?をパスして現在に至ります。
パスできたのも、少なからずシカオちゃんのおかげかな。
シカオちゃん、ありがとう。



05 「あまい果実」


とうとうこの曲です。
この曲について本気で書いたら・・・どれだけ長文になるんだろう?
っていうか、書きつくせません。


『出すのが10年早かった・・・』シリーズの決定版」と
シカオちゃんは書いてますが、
10年出すのが遅かったら、
私は、っていうか、かなりの人が、
シカオちゃんと出会ってないんじゃないのかな?


詳しい状況は以前書いたことがあるので端折りますが、
私とシカオちゃんの音楽との出会いは、この「あまい果実」です。
(シカオちゃんのことはそれ以前から知ってましたが、
ハマったのはこの曲から)
ひょんなことから「SWEET」を手にし、
1曲目の「あまい果実」が流れ、イントロだけで『瞬殺』。
この時、1曲目がこの「あまい果実」でなければ、
スガシカオにハマることはなかった、と確信してます。
この曲の何に「虜」になっているんだろう?
ってふと冷静になって考えてみるけど、
それは単純に詞だけでもなく、曲だけでもなく、
グルーヴだけでもない。
「あまい果実」という曲の中の全て、なんだと思う。


山本周五郎のエッセイの中で、
「絶望は毒の如く甘い」という言葉があります。
シカオちゃんはその言葉を知っていたのでしょうか?
その他にも、「甘やかな絶望」なんて言葉もあるけど。
「絶望」と「甘さ」は、言葉的には相反するような感じだけど、
私は、この2つって実は近しいものだと思う。
自分の経験上「絶望は甘い」と思う。
ゆっくりと確実に「絶望」が体の隅々まで行き渡っていき、
痺れたように、体が動かなくなる。
甘い陶酔感に近いものかも。
その一方で、頭の一部は傍観者のように感情を排して冷静でした。


あれからもう何百回、いや何千回(何万回?)と聞いてるけど、
この曲だけは何回聞いても、
いつもいつも脳髄から痺れるような感覚に陥ってしまう。
「あまい果実」という曲全体に
全て飲み込まれてしまう、
カラダの奥まで入り込まれて隙間なく埋め尽くされる。
脳の一部はクリアなのに、
その他の感覚が麻痺していくような感じになる。
昂っているからこそ、麻痺していると感じるのかな?
ヘタすると涙が出てたりもする。
「あまい果実」を聞いて泣くなんてオカシイよ〜、
と言われることもあるけど、
「泣く」っていう感覚とは違うし、
自分の過去の思い出とかの感傷に浸っているのでもなくて。
気持ちが昂った時は感情に関わらず自然と涙が出てしまうけど、
まさにそんな感じ。
この曲のもつチカラが私を昂らせるワケです。
こんな感覚におちいる曲は、
シカオちゃんに限らず全ての曲を含めて、私は「あまい果実」だけ。
この曲1曲だけで、私はシカオちゃんは天才だと言い切れるね!
・・・っていうかさ。
こんな歌詞と曲が書けるシカオちゃんが心底オソロシイよ。


どんな曲でも頭のモードがそこに入りさえすれば、
 同じレベルの曲を書く自信があるのですが、
 『あまい果実』だけは今後のミュージシャン人生の中で
 二度と作れない自信があります。

シカオちゃんはそう書いていますが、
これって、
「それほど『あまい果実』は凄い曲なんですよ」ってことなのか、
「もうこんな曲は書けません」っていう意味なのか?
・・・深く追求はしませんが、ね。
私は「あまい果実」という曲はもの凄く好きですが、
第二の「あまい果実」という曲を望んでいるわけではありません。
何故なら「あまい果実」という曲は、唯一無二の曲だと思うから。
でも、「あまい果実」と同じぐらい惹かれてやまない曲を、
いつか、誰かから、
それがシカオちゃんから聞けたならなおさら、
もの凄く嬉しいことだと思う。
新しく生まれたものが、
それ以前のものを越えたら、それは本当に凄いことだよね。


これから先、もしかしたらシカオちゃんの音楽を、
リアルタイムで聞くことはなくなることもあるかもしれない。
でも、この「あまい果実」という曲がある以上、
私はスガシカオの音楽そのものから完全に離れることはない、と思う。
っつーか、離れられないよ、きっとね。
・・・ホントおそろしい曲だよ。



06 「夜明けまえ」


ピストン西沢さんが大好きなこの曲。笑
先日のGLにシカオちゃんが出た日もかけてました。
この曲は、私はライブで聞くほうが好きかな。
最後に聞いたのって、確かSLS2005だったっけ。
そろそろライブで聞きたいなあ。



07 「ぼくたちの日々」


シカオちゃんがPVをかなり気に入っていたのは知っていたけど、
もちろんPVは映像・ストーリー共に素晴らしいとは思うんだけど、
ぶっちゃけ、肝心の歌がなんとなくピンと来ない・・・っていうのが、
数年前までの感想でした。
もちろん私自身の理解力がなかった、っていうことが大きいんですが。
そんな私ですが、この歌の凄さを思い知ったのが、
TOUR'04 -SINGLE COLLECTION-の時でした。
言葉数としてはとても少ないのに、
曲にのっかると、こんなに雄弁に語るものなのか、と驚きました。
「こんなに凄い曲だったんだ」と思うと、
自分の理解力のなさにちょっと凹みました。
そして、先日のTOUR'06。
TOUR'04の時は歌そのものの凄さに驚きましたが、
今回は、シカオちゃんのその真剣さと迫力に驚きました。
こんなにこんなに力強く響いてくる歌だったっけ?
・・・今ツアーでの「ぼくたちの日々」が、
ここまで私の胸をうつ理由は未だに分かりませんが、
とにかくものすごく良かった。
シカオちゃんだけでなく、ファミシュガも。
ファミシュガはみんな良かったんだけど、
とりわけ、タカさんが本当に凄かった。
別に叩きまくっているわけではないし
(っていうか、手数少なすぎなぐらい)、
多分、譜面的には、普通のキックのはずなんだろうけど、
力強さっついうか迫力っていうか、
その重さが、ずっしりと響くんだよなあ。
強い決意を持って、地に足を踏みしめて立っているような感じの音。
・・・さすがタカさん!


この「ぼくたちの日々」は是非ライブで!
きっとこの歌は、
その時その時のシカオちゃんを、ファミシュガを、
そして私達自身をも映す鏡のような歌だと思うのです。
だからこれから先も、「ナマ」で聞きたいな。



08 「ストーリー」


ライブには欠かせない曲といえば、
やっぱり「ストーリー」だな、と。
私も大好きです。


以前は、この曲の中では、
安全と冒険で君はどっちへ行く?
 退屈と充実で君はどっちをとる?
 そんなにかんたんに えらべるくらいなら
 なんの迷いもなく 幸せになれるか…

っていう部分が好きでした。
大人になればなるほど、そんな簡単に物事を選べやしない。
・・・ホントその通りなんだもん。


でも、最近は、
君がぼくに ぼくが君に 求めてきたものを
 ひとつずつ… ひとつだけ


 そしてぼくらは立っている 同じ世界に立っている
 かわっていく心 かわらない願い


 まだ見ぬ明日へ 今その先のストーリーへ
 どこまでも続く ぼくたちは進む」
この部分に無性に惹かれます。
私的には、今度の10周年ライブでは、
一番最後に、この「ストーリー」を、この部分を、
シカオちゃんに歌って欲しいのです。
私はそれが聞きたい。


・・・でも、ラストの曲は「ぼくたちの日々」な気もするけど。



09 「愛について」


先日、MCで、
「ラブソング書けんのかよ」
「書けるよ。何言ってんの?『愛について』があるじゃん」
「って、それ10年前の曲じゃん」
・・・と独りボケ&独りツッコミをかましてましたが、
シンプルなラブソングですよね。
真冬のすごく寒い日に、聞きたくなる曲です。
・・・あ、「あたたかいスープを飲もう」って言葉に
引っ張られてるワケではないんだけど。
私的には「あたたかいスープ」は、
何故か「コーンクリームスープ」なのです。
何でだろう?


そういえばこの曲は、
「ラブ・アクチュアリー」の試写会で、弾き語りをしましたね。
行きましたよ、新宿厚生年金会館に。
その日も確か雨だった・・・。
ラブ・アクチュアリー」は好きな映画だから嬉しかったなあ。



10 「ドキドキしちゃう」


この曲は車のCM曲になりましたが、
何故かこのCMもこの曲も覚えてました。
当時はまだファンじゃなかったんだけどなあ。
だから「Clover」を聞いたときに、
「この曲知ってる!」って思ったのでびっくりした記憶が。
この頃、夜にテレビをつけたまま寝ていて、
(震災の後からしばらく、部屋を真っ暗にして寝れなくなってしまった)
テレビを見るでもなくただつけっぱなしにしていたんだけど、
その時に目に映ってたことが、
それも、シカオちゃんの数少ない(笑)テレビ出演のいくつかが、
シカオちゃんの音楽を聴くようになって、
フラッシュバックして思い出したので、
(例えば、WEST-20でヒロTと路上ライブやってたこととか)
不思議だな〜と思った。


ところが2003年くらいから、なぜか急に上手く出来るようになったので、
それ以降はセットリストにエントリーされるようになりました。

とありますが、
TOUR'05でのライブver.が、すっげー妖しくてカッコイイ!
私的に、この曲の肝は、
時折挿まれる「間」だと思っております。



11 「黄金の月」


私がスガシカオという名前を初めて知ったのは、
この「黄金の月」という曲がきっかけです。
FM802のヘビロになっていました。
ラジオから流れるたびに、
この曲の佇まいが、当時の私にはちょっと受け入れられなかった。
・・・今にして思うと、「私のバカバカバカ〜」って感じですが。笑
(だって当時は小沢くんが大好きでしたから。笑)


この「黄金の月」という曲は、私にとって長い間、
良く言えば「特別」、悪く言えば「苦手」な曲でした。
いまいちピンと来ないっていうか・・・。
昔のログにも書きましたが、
そんなイメージが変わったのは、それは誕生日の日、
ふと出勤中のタクシーの中で聞いたのがきっかけでした。
ぼくの未来に 光などなくても
 誰かがぼくのことを どこかでわらっていても
 君のあしたが みにくくゆがんでも
 ぼくらが二度と 純粋を手に入れられなくても


 夜空に光る 黄金の月などなくても」
このくだりが、自然にすーっと心にしみました。
自分の周りに色んなネガティブなことがあっても、
暗い夜に、自分を照らしてくれる黄金の月がない時でも、
自分の心にその月を描いて、それを見てすすんでいこうよ、
って言われてるような気がして。
これからも色んなことがあるかもしれないけど、
頑張れるかもしれない、と思えてきました。
ふと窓の外を見ると、朝焼けの空に白く輝く満月。
・・・今では、本当の意味での特別な曲です。
シカオちゃんありがとう。


基本的にこの「黄金の月」は、
バンドver.で、ポップに仕上げてくれたほうがすっと聞けるけど、
最近はアコギver.もかなり好きになってきました。


でも、この「黄金の月」という曲は、
ものすごいチカラを持っている曲だからこそ、
「ぼくたちの日々」とはまた別の意味で、
その時その時のシカオちゃんを、
そして、自分自身をも映す鏡のような歌だと思う。
響いてこない時は本当に響いてこないんだもん。
私的にはもの凄く良かったのは、最近だと、
ROOTS66@大阪と先日のTOUR'06@大阪かな。
うるっときました。



12 「ヒットチャートをかけぬけろ


記念すべきデビュー曲。
社長も書いてますが、やっぱりタイトルがカッコイイ。
何ていったって「かけぬけろ」ですから。
そして私的には、
ジャケ写に書かれている英文、
If you get my tricky rhythm on the radio,
call me like you used to.

が、好きだったりします。
ジャケ写の英文は結構楽しみだったんだけど、
「青空」以降入らなくなっちゃったね。



13 「春夏秋冬」(additional track


NEWS ZEROの緊急出演をあの嵐のせいで見逃した私が、
(↑っつーか、シカオちゃんの雨男せいで、かな)
初めてちゃんと聞いたのは、Hitori Sugar@高知の時。
すっげーイイ曲!と思った。(ちょっとウルっときたし)
そして、それ以来久々にフルサイズで聞きましたが、
(あ、PVは何度見ましたが←いつもありがとう♪)
「これって誰がアレンジしたんだろう?」と気になっていました。
確かに鍵盤が前に出てはいるんだけど、
どうも森さんとは何かが違う気がする。
・・・と、思っていたら「島田昌典」さんという方でした。
aikoとかのアレンジされてる方ですね。
でもって、キーボーディストでした。
やっぱり、自分の楽器が前に出るんだな、と納得。
(「午後パレ」然り、「Hop Step Dive」然り)
個人的には、この曲はアコギ1本の弾き語りのほうが好みです。


ねぇ 聞いていい? ぼくは今 うまくやれてますか?

 
 明日へ向かう意味を探して
 ぼくらは立ちすくむけど
 大切なもの 守るべきもの
 やっと少しだけ わかったんだ

 
 今日の勇気と昨日のイタミを
 同じだけ抱きしめたら
 あなたの明日に ぼくができること
 ひとつくらい みつかるかな・・・」


「前に進もうとすること」
「上を目指そうとすること」
「変わろうとすること」
それらを志そうとしなければ、
イタミを感じることも、
明日に向かうことに立ちすくむことも、ないはず。
そして、昨日のイタミからも目を背けず、逃げずに
ちゃんと引き受けるところが、すごく好き。





・・・にしても。
長々と書いてしまった。
さあ、寝ようっと。