ライブレポ@11/2佐賀市文化会館


佐賀のレポがあまりアップされてないようなので
(平日だし行くのは厳しいよなあ。翌日には福岡もあるし。)
この分だけ、先にアップしちゃうことにしました。
ネタばれありまくりなんで、
これからライブに行かれる方はお気をつけ下さい♪


ってゆーか、いくつライブに行ってる?
そして、いくつライブに行くつもりなんだろ?
・・・あーコワっ。汗
でも楽しいんだもーん。仕方ないよね。










いつものSEが流れ、まずはファミシュガ、そしてシカオちゃんが登場。
うーん、なんか硬いなあ、っていうのが第一印象。
その理由は、「19才」後のMCで判明。
「佐賀は『初めて』」とのこと。
そういえば、シカオちゃんって佐賀でやったことあったっけ?と、
そんな考えが移動の最中にふとよぎったことを思い出しました。
ただでさえ慌ただしい移動だったので、「?」と思ったまま忘れちゃいましたが。
そっかー、だから硬いのね、シカオちゃんも、そして観客も。
両方とも様子見って感じだったのかな。
・・・まあ、後になってこの頃の静けさが嘘みたいな感じになるんですが。


「秘密結社」「サナギ」と続き、「真夏の夜のユメ」へ。
「真夏の夜のユメ」は、初日の栃木で聴いて以来、
さらに好きになりました。
(おおっ!と思ったきっかけは、ハイグラでのシカオちゃん+ストリングス)
もうなんていったって、森さんのオルガン♪
まるで暗闇の中の一条の光のよう。
あたたかく優しくたおやかで、それでいてまっすぐに力強く差し込む光。
「希望」を表現してるみたいな音だ。
オルガンでのうねるようなロングトーンはこの曲以外に、
夏陰」「ホームにて」でもあるけど、全部違うように聞こえるから面白い。
・・・さすが森さん!っていうことです。
この曲では、つい森さんの音に意識がいってしまう。
そして、油断してるとついうるっときてしまう。
涙腺が弱くなったのか?それって年・・・汗。
・・・いやいや、そうじゃなくて。笑
今ツアーでは、息つく間もないせいか、
いつもより音楽に飲み込まれやすくて、素になってしまう気がする。
『素』というよりも、非常にニュートラルな状態っていう感じかな?
そうすると、詞とか声とか音とかグルーヴだとか雰囲気だとかが、
自分の意思に関わらず、するっと入り込んできたりする。
この曲の持つ何かにヤラレちゃってるんですね、きっと。



「真夏の夜のユメ」の後、MC。
前日に鹿児島から福岡に移動してきて、フットサルをやっていたりしたそう。
で、スタッフや福岡在住の友人とかと話していて、
同じ九州でも、福岡、佐賀、熊本などで微妙なライバル意識があるらしい、
という話になったとのこと。
関東でも東京の人は千葉県や埼玉県の人に持ってるでしょ。
福岡の人は「俺たちが一番」と思っているし、(会場うなづく)
熊本の人はそれに追従しちゃうし、
佐賀県の人は、「福岡の隣だし〜」って思ってるんでしょ、と。
(またまた会場うなづく)
博多の街を佐賀ナンバーの車で走ると幅寄せされたりする。
それを「佐賀狩り」って言うらしい。
そしたら、熊本の人が、
「俺たちなんて『熊狩り』だよ〜」と言ってた、って。(会場大爆笑)
スタッフの中に、佐賀出身の方がいるそうですが、
「俺は福岡人だ」と言って聞かないらしい。
・・・ホント、このツアーではシカオちゃんはMC絶好調だよね。
ウケないって会場ごとで言ってるけどさ。
(↑ウケるための姑息な手段かっ。爆)
このMCで、かなり会場とステージの距離がぐっと狭まったと感じました。
(いわゆる親近感ってヤツですね)


そして、ぐずぐずした男の曲(←シカオちゃん本人談)
「斜陽」「ホームにて」「夏陰」を。


夏陰」後、MC。ここでメンバー紹介。
いつもならアンコールの時にドカスカやりながらメンバー紹介するので、
聞こえなくて「え、誰?」みたいになるので、
今回は『素』の状態でやります、とのこと。
まずはタカさん。
どの会場でも、タカさんにかかる声が多いので、
その人気に軽く嫉妬したところで(笑)、タカさんの遅刻をバラす。
どうやら飛行機に乗り遅れたらしい。
で、あんまり言うと「楽屋で足を踏まれるから」やめます、とのこと。
(タカさんはそんなことしないんじゃない?でも、踏まれたら痛そう。笑)
秀樹さんの紹介へ。
その日は、ベースの松原秀樹さんの誕生日で、
シカオちゃんが「今日は松原さんの誕生日で〜」と言ったところで、
森さんが「HAPPY BIRTHDAY」を弾き始め(シカオちゃんの曲に非ず)
会場全体で「ハッピーバースデー♪」と大合唱。
シカオちゃんが「『61歳』の誕生日おめでとうございます」と。
・・・「61歳」って!「後ろの人が信じちゃうじゃん」と自分ツッコミ。
42歳ですよね♪(結局シカオちゃん本当の歳を言わずじまい。笑)
秀樹さんおめでとうございます!
今後ともシカオちゃんのこと宜しくお願いします(←って、お願いかいっ!)
マミちゃんの時には、
左(裕子姉&久美姉)は「陽」だけど、右(マミちゃん)は「陰」と。
客から声がかかったら、ちゃんと反応するのが「陽」で、
反応しないから「陰」だと。
マミちゃんはすっごく奥手らしい・・・。
一回でいいからマミちゃんが自ら笑いをとるところを見てみたいっ!
森さんの紹介の時には、またまたピアノ弾けて羨ましい、と。
一番カッコいいとも言ってたし。
そーんなに羨ましいんだ。
しかも、ピアノは小さい頃からやったほうがいい、ってまたまた言ってた。
(森さん、その通りと言わんばかりに何回もうなづいてました)


メンバー紹介が終わった後、
怒涛のファンク攻撃へ。「RUSH」「タイムマシーン」
この2曲の流れ・・・大好き♪
「RUSH」はCDよりも遅い?気のせい?
もう少しピッチを上げてくれたほうがノリやすいんだけど。
でも、この「ねっちょり」とした感じは、
遅いからこそ生まれるモノなんだろうな〜。
遅いのにグダグダにならないのは、さすがファミシュガ
そして、「タイムマシーン」
「この世界のどっかで〜」の時に入るコーラスがマジで鳥肌モノ♪
さすが裕子姉&久美姉!
そして、森さんのキラキラと光るようななキーボードの音が、
タイムマシーンという、いかにも空想のモノって感じの音で、
すごーく好き。


そして、MC。
スガシカオファンって言うのが微妙にうしろめたいです」
というファンレターをよくもらうんですけど、
テレビで見るのと、どうですか?
テレビの時はちゃんとヘアメイクさんがついてるので、
この辺(後頭部あたりを指さして)の髪の毛も立ててくれたりして、
ちゃんとやってくれるんですよ。
でもツアーではついてないんで、
「テレビと違う」とみなさんをガッカリさせないように、
コテを買いました!6時半頃、楽屋でひとりでやるわけですよ。
コテを取り出して(シャキーンとピースした右手を振り上げる)
髪をはさんだら・・・
「アチーーーーーーーーーーっ!」
・・・耳を挟んでしまいました。
(右耳の上が少し赤いように見えたのはソレが原因?)
ところで。
スガシカオのライブに行くってことを後ろめたく思ってる人はいませんか?
(会場大爆笑)
今日、皆さんは、ぼくのライブに行くことを、
クラスメイトや会社の同僚にちゃんと言ってきましたか?
(手を上げる人多数。私は・・・言ってないや!シカオちゃん、ゴメン)
ちゃんと言いましょう!
そのかわり、ぼくは「これぞスガシカオ!」という曲を歌います!
と、言って「ぼくたちの日々」へ。
この時の「ぼくたちの日々」は、ものすごく良かった!!
ファミシュガも良かったけど(特にタカさん!)、シカオちゃんが特に。
私はちょっとうるっときましたよ・・・。
今ツアーで何度も聞いてるんはずなんだけどね。
曲が終わった時、思わず「最高!」とつぶやいてしまった。


ファミシュガがはけ、弾き語りで「7月7日」を。
ここで、着席しだしたんで、ちょっとびっくり。
「え、座るの?」
場所的に座らないと他の人に申し訳ないところだったんで、
座りましたけど。。。座るの?って今でもちょっと思う。
(と思ってたら、福岡もそうでした。
九州はバラードとそれ以外とで、メリハリつけるのかなあ?)
「7月7日」が終わったのにファミシュガがいない。
そうすると、
シカオちゃんが「ぼくの数少ないヒット曲の中から・・・」
というフリをしたので、「ヒットチャートかっ?!」と思ったら、
夜空ノムコウ」をやります、と。
佐賀は初めてだったので、自己紹介&サービスですね、きっと。
聞けてラッキーでした♪
歌い終わった後、「ありがとうございました」と言うシカオちゃん
・・・そういうところも大好きです。
「次はアマゾンズ!」と紹介して、一旦ステージからはける。


「Life…」でしっとりとした後は、再び怒涛のファンクタイム!
まずは「38分15秒」
裕子姉と久美姉がセンターに残ったままで、コーラス部分のみが流れ、
ピンクのシャツ(刺繍ナシver.?)を着たシカオちゃんが再登場。
(そして、ファミシュガは再び休憩時間。笑)
目の前では、裕子姉と久美姉の妖艶なダンス。
そして、途中からファミシュガが入ってきて、まさに怒涛のグルーヴ。
前半がオケで抑えた感じなので、
ファミシュガが入ることで、爆発的な力強さにヤラれちゃう感じ。
負けずにこちらも踊り倒す。
負けないぞー!と思うけど、きっと負けてるな。(←当然かっ。笑)
「38分15秒」は、回を重ねるごとに、イイ感じに。
シカオちゃんの照れもなくなってきてるし。
やっぱり「38分15秒」カッコいい!!


そして、私の大好きな大好きな「あまい果実」へ。
「38分15秒」の『動』から、「あまい果実」の『静』へ。
すごい落差。
私はものすごく好きだから、いつでも聞きたいと思うんだけど、
この落差ゆえに、観客が若干とまどってしまってるような気がします。
セットリスト順にCDで聞くと、この「あまい果実」だけが雰囲気が異なるし。
・・・いや、「あまい果実」を毎回聞けるからいいんですけどね。
終わった後に、シカオちゃんが、
いっつも「反応悪い」みたいなことを言うからさ〜。
やっぱり「あまい果実」好きとしては、反論したくなるワケです。
この曲の持つチカラに、つい引き込まれちゃうんだよね。
曲が終わっても、しばらくこっちに戻ってこれないような感じ。
他の曲みたいに発散していくものではないし、
今ツアーはそんな感じの曲が多いから、
シカオちゃんには余計にそう見えるのかもしれないけど、
そうじゃないからっ!!
・・・まあ、ここで反論してもしょうがないんだけど(苦笑)


「もっと濃いのやる?」っていうシカオちゃんの台詞で、
「奇跡」「Hop Step Dive」へ。
以前「奇跡」が発売された頃に、
今後のライブの中核の曲になるような気がする、と書きましたが、
その予感は間違ってなかった、と思う。
「たくさんの人が知っているから」という理由がメインではなくて、
ライブ中の高揚感とか楽しいといった気持ちと、
この曲の持つ疾走感や何かが起こりそうな予感といったものとがリンクして、
ライブそのものが加速していくよう感じがしたから。
「Hop Step Dive」は、ライブで聞いて「おおっ!」と思わされた曲の1つ。
CDよりライブの方が断然イイ!
アウトロでの森さんのアツいプレイがメチャクチャ気持ちよかったな〜!
2番からはエフェクトがかかってて、より疾走感を増した感じ。
「疾走感」という今までのシカオちゃんにはあまりなかったものだけど、
(「ストーリー」「クライマックス」ぐらい?あと「SPILIT」もかな?)
そのせい?で、この2曲あたりから、会場がかなり熱くなってきた気が…。


そして、「ミートソース」!
栃木で初めて聞いたときは、わが耳を疑いました。
「え?ミートソース…だよね?」って。
感覚的にもカラダ的にも理解してるんだけど、
今ひとつ信じられないような感じ。
やっと飲み込めた時、「キター!」って思った。
・・・ずっと待ってました!4フラツアー以来だ。
もうこの時はひたすら踊り狂っておりました(笑)
優子姉&久美姉がまたまた妖艶でしたね。
あれぐらいカッコよく踊りたいなあ。


「ストーリー」「午後のパレード」
初めの頃の様子見な感じが嘘のようでした。
「ストーリー」の指さしや午後パレのダンスは、
ほとんどの人がやってたんじゃないかなあ?
「午後のパレード」のラストの「ラララ〜♪」の部分では、
シカオちゃんがハンドマイクをサイドごとに向けて、
みんなの声を拾おうとしていました。
歌い終わると、指でOKのサインを出したりして。
・・・今までにこんなやり方で客を煽るってあったっけ?
以前のようにドSっぽく煽るのもすごく好きなんですが、
こんなふうに「みんなで一緒に楽しむ」為に、
こちらをノセようとするシカオちゃんも、いい感じだね。
なんてったって「パレード」なんだから!
あっという間に本編終了。


照明が落ちている中、会場の拍手がシカオちゃんたちの再登場を促す。
そしてやっとファミシュガシカオちゃんが登場。
シカオちゃんは、「何しようか?」と何故か会場にリクエストを募る。
(リクエストを募ったのも応じたのも、今のところ佐賀だけみたいね)
「濃いのとかどう?」とシカオちゃんが言うと、
速攻で「『SWEET BABY』!」の声がかかる。
それに即決したようで、後ろを向きファミシュガと二言三言の打ち合わせ。
前を指差して「ギターソロだから前に出てもいい?」みたいなおねだりを。
(タカさんは「はいはい。スガくんったらしょうがないなー」って感じだった。笑)
そして小走りに前へ出るシカオちゃんでした。
今年、不惑を迎えた方にこんなことを言うのも何ですが。
シカオちゃん可愛すぎ!
萌え死ぬかと思った。
だっておねだりに小走りだよ〜。笑
・・・とまあ、こんな感じでシカオちゃんのギターソロで始まりましたが、
ちょっとぐだぐだ気味でした(爆)
(↑事前の打ち合わせナシだったから仕方ないね。
次の福岡から完全にセットリスト入りしたようですが、
松原さんのベースソロになってるけどね。笑)
歌が始まると、さっきまでの可愛らしいシカオちゃんから、
妖しい色気たっぷりのシカオちゃんに変身ましたよ。
ヤラれた、マジで。
この「SWEET BABY」はホント良かったなあ…。


そして、「アシンメトリー」を終えたところで、
「最後は暗いバラードで。
…ってそんなわけないじゃん、そんなライブなんかないよ!」
と言って「このところちょっと」へ。
(↑のフリは相当気に入った模様。福岡でもやってました。爆)
この日の一言は「今日、最高!」でした。



最後に、
「佐賀のノリがよかった!
正直ちょっとだめかも、と思っていたけど、
皆さんの笑顔と声援に助けられて何とかなりました。
佐賀にまた来たいです!」と言ってた。
そして、シカオちゃんファミシュガがステージからはけ、
佐賀公演、無事終了。



あっ!
どのMCの時かは忘れましたが、
シカオちゃんが話そうとした時に、
手がエレギに触れてしまったようで、音が「バビッ」と出てしまい、
「…あっ。出ちゃった(照れ)」
と、恥ずかしそうにのたまうシカオちゃんでした。
(↑「何が?」っていう大人のツッコミはしないように。爆)
こうやって思い返すと、
佐賀では、可愛さ大爆発なシカオちゃんでしたね。
すんげー可愛かったよ♪
でもって、翌日のシカオちゃんはうって変わって、大人の色気満載。
どっちのシカオちゃんもいいね。大好きです。



セットリスト@佐賀

1 19才
2 秘密結社
3 サナギ
4 真夏の夜のユメ
5 斜陽
6 ホームにて
7 夏陰
8 RUSH
9 タイムマシーン
10 ぼくたちの日々
11 7月7日 (弾き語り)
12 夜空ノムコウ (弾き語り)
13 Life… (AMAZONS&The Family Sugar
14 38分15秒
15 あまい果実
16 奇跡
17 Hop Step Dive
18 ミートソース
19 ストーリー
20 午後のパレード


アンコール
21 SWEET BABY (←リクエスト)
22 アシンメトリー
23 このところちょっと

個人的感想ですが、この日は本当にシカオちゃんが良かった。
「初」ってことで、色々と大変だったと思うけど、
初めてシカオちゃんを見た方にも、
シカオちゃんの良さがちゃんと伝わったと思うよ、ホント。
いつもはそんなにシカオちゃんを見るわけではなく、
(↑シカオちゃんをちゃんと見てやれよ〜、私)
ファミシュガそれぞれを見たり、照明を見たり、
はたまた見てるようで実は何も見てなかったり
(↑実はこれが一番多いかも)
でもこの時は位置的なこともあるとは思うけど、
シカオちゃんに目が行ってしょうがなかった。
なんか吸い寄せられるような感じでした。
ファミシュガの皆さん、本当にスミマセン。汗
…って翌日の福岡では、ファミシュガの逆襲に遭うワケですがっ!笑


ライブも最初はどうなることかとちょっと思っちゃったけど、
後半からのヒートアップは凄かったなあ。
旅レポでも書きましたが、本当に本当に、間に合って良かった〜。
ちょっとでもずれてたらきっと間に合わなかったんだろうなあ・・・。
音楽の神様、間に合わせてくれてありがとう。
そして、シカオちゃん、本当にありがとう♡